日本の国立公園紀行
Photo Gallery of National Parks in Japan
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日本の国立公園紀行
Photo Gallery of National Parks in Japan
支笏洞爺国立公園は、札幌や室蘭・苫小牧などの大都市に囲まれ、また比較的近場にあります。 ですので、北海道の国立公園でも、ここは馴染み深いという道民の方は多いんじゃないかと思います。 富士箱根伊豆国立公園にどことなく似ているかなと。 伊豆・箱根のように団体向けの温泉街が豊富、富士山のような羊蹄山、箱根のように火山活動が活発、そして大都市からすぐ近くにあると、考えただけでも共通点は多いです。 他の国立公園のように立ち入り禁止やら人を寄せ付けない雰囲気はないので、ここは親近感がありますね。
支笏カルデラが誕生したのは約3万年前で、そのとき噴出した大量の火砕流は山麓を埋め広大な平地をつくった。 かつては太平洋に流れ込んでいた石狩川も、大量の火砕流によって出口をふさがれ、日本海に向けて流路を変えた。 支笏洞爺国立公園は、支笏湖、洞爺湖の二大カルデラ湖に、羊蹄山、有珠山、昭和新山など様々な火山や火山地形を有す。 多種多様な温泉や硫気の吹き出す地獄現象などの火山活動が見られ、まさに活火山の博物館といえる。 火山活動の恩恵として、登別温泉、洞爺湖温泉、定山渓温泉など北海道を代表する温泉観光地が賑わいを見せる。 洞爺湖周辺には、有珠山や羊蹄山からの火山灰が堆積しているが、両者の火山灰の性質の違いに応じ、栽培される農作物の種類も違っている。 支笏洞爺国立公園は大きく5つのエリアに分けられる。 支笏湖、樽前山、風不死岳、恵庭岳のある支笏エリア。 洞爺湖、有珠山、昭和新山のある洞爺湖エリア。 羊蹄山のある羊蹄山エリア。 登別温泉、倶多楽湖、オロフレ峠のある登別エリア。 定山渓、豊平峡、中山峠のある定山渓エリアである。
所在地: 北海道 石狩振興局・胆振総合振興局・後志総合振興局
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