さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
辿り着くのに苦労した一本桜です。
道路に表示はあったのですが、徒歩で向かう山道を見つけられずにロスしました。
土砂降り且つ濃霧の中、熊注意!という恐ろしいものもウッカリ見てしまったので、たどり着くまで生きた心地がしませんでした。
後で気が付いたのですが、もしかしたら林道を車でそのまま進めば、一本桜の近くにたどり着けたのかもしれません。
まぁ、近くの内田のヤマザクラ(天神桜)共々、こんな秘境のサクラを見に行く人は、巨樹マニアか相当の物好きでしょうが興味ある方はどうぞ。
今年の徳島新聞に「大震災後の世相反映?」というニュースが掲載されていました。
「ここ数年は多くの花をつけてきたが、今年ほど花が少ないのは近年ではなく、東日本大震災が起こった今の世相を反映していると住民から驚きの声が上がっている。」という記事。
それはそれとして置いといて、恐らく老木のために、毎年毎年、花を付けるのが難しくなってきているのだと思います。
保護に取り組んでいる市教委には、景気動向に左右されずに、樹木医の指導のもと、今後も守っていって欲しいものです。
撮影に関しては、3月下旬ということで、うすうす開花していないのは察していました。
ただ、場所柄、次があるかわからないので、取り敢えず悪天候のときの保険にとっておきました。
もしも次があれば、その時はモノにしたいものです。
幹周6.3メートル、樹高18メートル、樹齢500年~600年の江戸彼岸桜。 標高630メートル、斜度40度の急斜面下方にやや傾く形で生育している。 別名「世の中ザクラ」とも呼ばれる。 これは、このエドヒガンが滅多に満開にならず、満開になると景気が良くなると云われ、その年の世の中の世相は、咲き具合に反映されると伝わることから。 平成8年、町の天然記念物に、平成10年には県の天然記念物に指定された。 見頃は、例年4月中旬頃。
所在地: 徳島県 美馬市穴吹町古宮内田
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