さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
美馬市穴吹町古宮の内田地内の東西にのびる小尾根の突起部に生育している推定樹齢600年~700年のヤマザクラの老樹である。 株立幹周の合計は9.08m、主幹の幹周は6.86mに及ぶ徳島県下随一の巨桜で、県の天然記念物に指定されている。 地上1.5メートルで四本の大枝に分岐しているが、その殆どは折損し、年々樹勢は衰退している。 周囲の山林は天神の森といわれており、「天神ザクラ」とも称されている。
2年前にアップした「内田のエドヒガン」と同じ地内にある四国山地の僻地のサクラです。 この桜樹も、道路から10分ほど歩かなくてはいけません。 道中に廃屋なども見られ、高齢化で限界集落なのでしょう。 欠損している大枝がまだ張り出していたころは、まだ愛でに訪れる住民もいたでしょうに、今では忘れ去られた存在。 交通網の整備が遅れている四国は、消滅集落が多いものです。
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