大通庵エドヒガンザクラ

墓守桜

樹齢300年以上のエドヒガンザクラ。大通庵は、河野氏配下の武将であった戒能氏一族の庵で、墓守の桜として植えられたものである。樹下の墓地には、16世紀後半の小手ヶ滝城主・戒能備前守通森の墓が残っている。

大通庵エドヒガンザクラ

大通庵エドヒガンザクラについて

撮影後記

 東温市南部の久尾エドヒガンザクラの比較的近くにある一本桜です。 ただ、こちらは県道から見えるので、すぐにわかります。
 撮影した日は、花冷えする寒さで、山の上の方は冠雪していました。 この後、久万高原の方へ抜けたかったので、このまま南下して、冠雪している山の方への峠越えを試みました。 さすがに、峠付近は5センチ程度の積雪でしたが、新雪だったのでノーマルタイヤでも問題ありませんでした。

概要・歴史

推定樹齢300年以上、樹高12メートル、幹周3メートル、東西枝張り14.5mの江戸彼岸桜。 大通庵は、道後・湯月城河野家配下の武将であった戒能氏一族の庵で、樹下の墓地には16世紀後半の小手ヶ滝城主・戒能備前守通森の墓が残っている。 いま、墓所を守るのは井内の八軒。 毎年一月に先祖祭り、八月に施餓鬼供養を各家代表が参列して行っている。 春になると、ソメイヨシノに先駆けて一重淡紅色の花が開く。 県内に同じような花のエドヒガンは存在せず、貴重な桜である。 昭和50年に市の天然記念物に指定された。 見頃は、例年3月下旬から4月上旬頃。

所在地: 愛媛県 東温市井内

更新履歴

2010年11月2日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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