さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
上浮穴郡久万高原町の法蓮寺境内に植えられているシダレザクラで、町の天然記念物に指定されている。 明治16年、住職であった平井来道(巨學来道和尚)が成樹を移植したと伝えられ、樹齢は140年以上になる。 花は小形で一重の花弁が平開するが、ベニシダレのような濃い花色を呈する。 枝張り東西16.5mに対し、南北は12mで、これは平成17年の雪害で北側の主枝3本が折損したことによる。 宵になるとライトアップされ、近隣住民の目を愉しませてくれる。
最初に訪問したのは3月22日でした。
山間町村の久万高原にある名桜なので、まだ見頃には早いかなと思いきや、既に可憐な桜花を垂らしていました。
良い方向に予想を裏切られ、足をのばしてよかったです。
樹木医の森本政敏氏によれば、愛媛県の枝垂れ桜は大別して、色の濃い桜は花弁が半開で、平開する桜は色が淡い傾向にあるとのこと。
この一重シダレは、花弁が平開するにも関わらず、色濃いベニシダレのような花色で、県下では珍しとのことです。
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