さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
高知県との県境に近い場所にある中津と呼ばれる山上集落のシンボル的一本桜です。
標高が高い場所にあるので開花は他と比べ遅く、4月上旬が見頃だそうです。
しかし、この年は例年より1週間程早く、ギャラリーに掲載した4日前(3月22日)にも訪問したのですが、既に開花していました。
中津地区では、山桜や枝垂桜の種の採取と苗木の育成から取り組んで、日本一の桜の里を目標としているそうです。
実際、ギャラリーに掲載した「苗代桜」をはじめ「天神宮しだれ桜」や「子桜」と呼ばれる大桜もありました。
また、地区の上にある西村大師堂の枝垂れ桜までたどり着くまで、菜の花畑や「三味線田」と呼ばれる美田もあり、実に風光明美な場所です。
今回は、一本桜よりもアプローチにこそ魅せられました。
樹齢230年、樹高9m、幹周2.2mのシダレザクラ。 大師堂が開かれたときに、山にあったものを植えたのではないかと伝わる。 西村大師堂は、臨済宗が中心で念仏をあげる風習のなかった中津地区に真言宗の寺として確立された。 柳谷壮年会が中心になって、数年前から「さくらの里づくり」を推進し、さくらの植樹活動が熱心に行われている。 花の時期には、「中津さくらまつり」と題し、地元住民による接待や特産品の販売が行われる。 2010年からはライトアップも開始された。 見頃は、例年4月上旬頃。
所在地: 愛媛県 上浮穴郡久方高原町中津
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