哲学の木

焼け残ったナナメの木

少し傾いている姿が首を傾げて思慮して見えることから「哲学の木」と呼ばれている。以前は並木だったが、火災でこの木だけが残り、農家の方が切らずに残し、その光景が絵になることから、いつしか有名になった。

哲学の木

哲学の木について

撮影後記

 見る角度にもよりますが、あまりポプラらしい樹形をしていない哲学の木。 四方が開けているので、この場所特有の卓越風によるものでしょうか。 改良ポプラの寿命は40年程度らしいので、いつまで風雪に負けずに立っていられるか心配ですが。
 この名木は、ケンメリの木やセブンスターの木の次くらいに人気があるかと。 場所柄か、観光バスはまだ見たことがないので、主に個人旅行者に人気があります。
 また、写真愛好家にも人気があって、夕方になると、そこそこカメラマンが集まります。 立地場所に恵まれ、朝焼けや夕焼け、青空なら午前午後問わず空を抜け、深夜も条件さえ好ければ星空を絡めて撮れます。 また背後に障害物がないので、いつ来ても大丈夫です。

概要・歴史

美瑛町拓進の畑の中に立つ一本のカイリョウポプラ。 少し傾いて立っている姿が首を傾げてなにかを考えているように見えることから「哲学の木」や、単に「ななめの木」と呼ばれている。 以前は、隣の畑との境界に数十本の並木が立っていたが、野焼の火が燃え移り、この1本の木だけが残った。 その残った木だけを農家の方が切らずに残し、その光景が絵になることから、いつしか有名になった。

所在地: 北海道 上川郡美瑛町拓進

更新履歴

2010年12月17日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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