就実の丘

大雪山系のパノラマ

旭川市の南東部、辺別川の北側と坊主山・陽明山に囲まれた丘陵地帯を就実の丘と称している。美瑛の丘や町並み、旭岳を主峰とした表大雪から十勝岳連峰、さらに芦別岳など北側以外の眺望を楽しめる。

十勝岳連峰の残照

就実の丘について

撮影後記

 現在のところ、美瑛のマイルドセブンの丘や北西の丘のような有名観光スポットではないので、案内標識もありません。 この丘は、本当に丘が好きな人だけがやって来る、今のような状態がよいかと思います。 大型観光バスが乗り込んだり、開発が入って欲しくありません。 数少ない大都市旭川の絶景ポイントなので、市が舵を取るのを危惧しています。
 就実の丘には、そう頻繁に来ませんが、2008年の秋に来た時は、この丘の命名者である写真家さんに会いました。 撮影中に話しかけてくるので、集中できませんでしたが、首をグルグル回すということを教わりました。 撮影していると被写体の一点ばかり見てしまいますが、ときに他の場所を見ると、思いがけない収穫があったりするものです。 写真を撮る以前の問題かもしれませんが、それ以来、大変役に立っています。

歴史・概要

旭川市の南東部、辺別川の北側と坊主山と陽明山に囲まれた丘陵地域を就実地区と称している。 旭岳を主峰とした表大雪から十勝岳連峰、美瑛や芦別岳など北側以外の眺望を楽しめる。 近くには旭川空港がある。 就実地区の開拓は、明治33年に香川県から3名が入植したのが始まりである。 この場所で就実の名称が始めて付けられたのは、大正2年に創立された就実青年会に由来する。 旭川で活躍するプロフォトグラファーの檜山修氏が、就実の丘と命名し、徐々に浸透していった。 現在は、就実自治会の11戸の専業農家が営農している。

所在地: 北海道 旭川市西神楽1線~3線

更新履歴

2010年8月15日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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