狩宿の下馬桜

国特別天然記念物

富士宮市狩宿には、源頼朝が下馬して馬を繋いだと伝わる樹齢800年のヤマザクラがある。大正11年に国の天然記念物に指定された大桜のひとつで、「日本五大桜」と讃えられ、昭和27年に特別天然記念物に昇格している。

狩宿の下馬桜

狩宿の下馬桜について

基本情報

呼称
狩宿の下馬ザクラ(かりやどのげばざくら)
別称
駒止桜、駒繋桜、頼朝下馬桜
樹種
山桜
樹齢
推定800年以上 - 現地解説板より考慮。
樹形
幹周4.6m、樹高14m - 農林水産食品産業技術振興協会。
幹周8.48m、枝張21.81m - 大正12年 文化庁データベース。
指定
国天然記念物 - 大正11年 日本国文部省指定。
国特別天然記念物 - 昭和27年 日本国文部省指定。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップあり - 桜まつり期間は篝火が焚かれる。
駐車場
無料駐車場あり
所在地
静岡県富士宮市狩宿98-2(標高440m)
サイト
富士宮市

概要

富士山の裾野にあるこの地は「仮宿」といわれ、建久四年(1193年)、源頼朝が富士の巻狩りで陣屋を設けた地と伝わる。 頼朝の本陣は中世以来の名家である井出家(現在の井出家の北東側)に置かれ、その井出家前で下馬して一本のヤマザクラに馬を繋いだことから、「狩宿の下馬桜」や「駒止めの桜」などと呼ばれるようになった。 大正11年当時、幹囲8.5メートル、枝張東西21.8メートル、南北16.2メートルに及んだといい、国の天然記念物に指定された。 当時指定された他地域の大桜(山梨の山高神代桜、福島の三春滝桜、埼玉の石戸蒲桜、岐阜の根尾谷淡墨桜)と並び称して、「日本五大桜」と讃えられた。 昭和27年には、国家的に価値が特に高いとして国の特別天然記念物に昇格されている。 しかしながら、高度成長期以降は度重なる台風等の被害も相俟って、往時の雄姿はしのばれない。

撮影後記

 白糸の滝に程近い狩宿地区。 征夷大将軍たる権威を誇示するため行ったとされる「富士の巻狩り」で、富士の裾野を埋め尽くした御家人たちの宿場となったことから、「狩宿」という地名が付けられています。 サクラが見頃となったことだし、もう一日粘ろうかとも考えたのですが、井出家の前に桜まつりの機材が積まれており、「こりゃ、明日あれが設置されるのか」と思って取りやめました。 「日本人は美しいものに敏感ではあるが、醜いものについては鈍感である。」と東洋史研究科のエドウィン・ライシャワー博士も云った言葉ですが、茅葺きの古民家があったり、地元で周辺の田に菜の花を咲かせて景観づくりに努めていたりすることは、一体なんなのか。

更新履歴

2014年9月10日
初版をアップロードしました。

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