番所の桜

紅色に染まる桜山

江戸時代より上水内郡小川村の立屋口留番所役を務めた鈴木家の10代守雄氏は、立屋の桜の苗木にベニシダレを接木して育て、いつしか「番所の桜」と呼ばれるようになった。今日70本余り植栽され、桜山は紅色に染まる。

番所の桜

番所の桜について

基本情報

名称
番所の桜(ばんしょのさくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜(紅枝垂桜)
樹齢
60年 - 平成23年 立屋・番所の桜を愛する会。
見頃
例年4月下旬から5月上旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
無料駐車場あり
所在地
長野県上水内郡小川村小根山8184(標高760m)
開花状況
小川村観光協会

概要

残雪の北アルプスを一望できる上水内郡小川村立屋に、ベニシダレザクラがおよそ70本余り植樹された桜山がある。 信濃国松代藩主の真田信之は、人改め、物資改めのため藩内20箇所に口留番所を設置した。 慶安2年(1649年)善光寺に通じる大町峰街道と戸隠から麻績宿を結ぶ街道が交わる要衝にあった椿峰村に立屋口留番所が設置された。 番所役人が松代藩家老を代々務めた鈴木家から八右衛門が派遣され、明治5年に番所制度が廃止されるまで7代に渡って鈴木家が務めた。 その子孫である10代当主である守雄氏は、初代が没した際に植えられた樹齢350年の立屋の桜(エドヒガン)の実生の苗木を台木にベニシダレを接木して大切に育て、いつしか「番所の桜」と呼ばれるようになった。 守雄氏は他に70本余りを植栽し、今日桜山は紅色に染まり、北アルプスの峰々によく映え、数多くの観桜客が訪れるようになった。

撮影後記

 ゴールデンウィーク頃になると、名桜大国であるさすがの信州でも、ほとんどの地域に花神は舞い降り、あとは高地へ駆け昇っていくばかり。 ちょうどその頃に見頃を迎え、最終盤の観桜と数多くの花見客が訪れる小川村立屋の番所の桜と桜山。 鈴木夫妻をはじめ「立屋・番所の桜を愛する会」の皆さまが、夏から冬にかけ下草刈りや硫黄合剤の散布などの世話をしているからこそ。 当時はまだ珍しかったプロジェクションマッピングを利用した斬新なライトアップも忘れられません。 どうもありがとうございます。

更新履歴

2018年5月17日
初版をアップロードしました。

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