見通し桜

対岸を見通す基準木

伊那市狐島の天竜川左岸に立つエドヒガン。江戸時代、氾濫を繰り返して田地が流失したため、村界を定める測定基点として存置された基準木。対岸の基準木は伯先桜と言われ、対岸を「見通す」測量の基点となっていた。

見通し桜

見通し桜について

基本情報

呼称
見通し桜(みとうしざくら)
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
推定200年余 - 朝の学舎 こんにちは伊那谷。
樹形
樹高8m - 朝の学舎 こんにちは伊那谷。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
長野県伊那市狐島3872(標高630m)

概要

伊那市狐島の天竜川左岸の田園に自立している推定樹齢200年余のエドヒガンザクラ。 江戸時代、天竜川の川筋における狐島村と対岸である荒井村・西町村の村界を定める測定基点として存置された基準木である。 "あばれ天竜"と異名をとった天竜川は、江戸時代に洪水の旅に本流は蛇行して90回も洪水や満水を繰り返し、本流は今より西側を流れていた。 延享元年(1744年)の大洪水で荒井村との境界であった桜島を流失させたのを機に、狐島村と荒井村・西町村の絵図が作製され、以後天竜川の川筋における村界争いの判断の基本となった。 狐島村の基点が古町村界儀右門社塚から下新田界の冷田井と道との四ツ辻までに八ヶ所記され、見通し桜はその中のひとつ「長衛門社木桜」として記されている。 一方、対岸基点は荒井村に二カ所、西町に三カ所記されている。 見通し桜の対岸の基準木は伊那部宿の北にある伯先桜と言われ、対岸を「見通す」測量の基点となっていた。

撮影後記

 天竜川の左岸の田園と住宅地が半在する野原に自立している名桜です。 この場所は小高い場所という意味の高穂田(たかぼた)という古名が残っています。 天竜川が氾濫しても流されない場所を選んで植えられたとのこと。 現在の天竜川の河床は昭和45年の国道153 号線の完成により定着したもので、明治初期までは今より西側を流れていたようです。

更新履歴

2017年7月8日
初版をアップロードしました。

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