善照寺のショウフクジザクラ

播磨北部から但馬地方に分布する八重咲きのマメザクラの変種(湯村温泉の正福寺の植栽木から命名)で、姫路市安富町に植栽されている。樹勢旺盛で学術的にも価値が高いことから、市の天然記念物に指定されている。

善照寺のショウフクジザクラ

善照寺のショウフクジザクラについて

基本情報

名称
善照寺のショウフクジザクラ(ぜんしょうじのしょうふくじざくら)
別称
善照寺のショウフクシサクラ
樹種
正福寺桜 - 近畿豆桜と山桜の自然交配種。
指定
姫路市指定天然記念物 - 平成2年 旧安富町指定。
見頃
例年4月上旬から4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
参拝者無料駐車場あり
所在地
兵庫県姫路市安富町皆河1073(標高170m)

概要

播磨地方北部から但馬地方に分布する八重咲きのマメザクラの変種(キンキマメザクラとヤマザクラの自然交配種)で、姫路市安富町に植栽されている。 美方郡新温泉町にある湯村温泉の正福寺の植栽木であったことから、昭和9年に植物学者・牧野富太郎博士によって、「Prunus x tajimensis 'Makino'」と命名され、和名は「正福寺櫻」とされた。 半しだれ性で、親木が弱ると枝分かれして叢生する性質がある。 花弁数40~60枚の八重咲き、蕚片の間に副蕚片が見られ、めしべが1~4本あり、2本のものが最も多く双果を結ぶ。 正福寺桜でも樹勢旺盛で樹形が整っていて、学術的にも価値が高いことから市の天然記念物に指定されている。

撮影後記

 現地の旧安富町が設置した天然記念物石柱には「善照寺のショウフクシサクラ」と陰刻されていましたが、姫路市のウェブサイトでは「善照寺のショウフクジザクラ」と記載されていたのでこちらを採用しています。 宍粟市一宮町の御形神社のショウフクジザクラよりも開花は数日早いようですが、まだ満開とまではいっていませんでした。
 なお、2017年に訪問したときは、山号を梅香山とする浄土真宗本願寺派の寺院がありましたが、グーグルの航空写真を見てみると、伽藍が跡形もなく無くなって整地されていました。 廃寺、もしくは移転してしまったのでしょうか?

更新履歴

2018年11月9日
初版をアップロードしました。

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